『ヘブンズ・ドア』舞台挨拶付試写会レポ(作品ネタバレナシ。ご安心を)
ってことで試写会行ってきました。Yes,we can!←使ってみたかっただけ。
以下、覚えている限りのレポですがこんなんでよかったら
お楽しみください。
現地(ユナイテッドシネマ豊洲)に早めに到着し、会場入りした私。
案内状とはまた形の違うパンフレットそのほかモロモロを渡される。
読み込んでからにしようかと思ったらそれすらもネタバレしたくないので
あえてチラ見のみで本番に臨んでみた。
出入口ではスタッフさんたちが、レッド・クリフのポスターをはがし、
今日だけ「ヘブンズ・ドア」のポスターに貼り替え作業中。ビバ手作業!
会場となるスクリーン10に入る。
最前列はスチールカメラマンたちがミチミチとツメながら
しゃがみこんで場所を確保していた。
また、客席の5列目以降の太一側ブロックにはムービーカメラマンが
三脚たてまくりで、これまたミチミチ、ツメツメの光景。
荷物その他から確認できたのは、日テレ、TBS、フジ。
テレ朝とMXTVは未確認だったけど、きっといそうな気配。
2、3列目はジャニWEBやらFCなどの当選者招待席。
(背もたれに張り紙あり)
また、客席後方にはずらずらずらーっと、アスミックやらJストやらCXやら
なにやらかにやらの関係者席を示す張り紙つき座席だらけ。
てか、関係者席がものすごく多い!
関係者が座ると真っ黒の世界!(ほぼスーツ姿だから)
これぞまさに「ギョーカイ向けお披露目」って雰囲気。
…緊張しそうだなー出演者たち。
ステージ上の大スクリーンには、フライヤーにもなっている
智也と福田麻由子ちゃんの写真が大写しになっており、
その前、いわゆるステージ上には、青空をイメージした背景用の看板。
この前に出演者が立つんだろうな、って感じの。
ってことで、きっと智也は真ん中だろうと推測し、ど真ん中の席をキープ(笑)
さて、どうなることやら。
舞台挨拶がスタート。
司会はおなじみ、伊藤さとりさん。ここのところの舞台挨拶では確実に
お会いしているきれいなおねえさんです。
「余命3日と宣告され、最高のエンディングとして
二人で海を目指す、という話だったので、海に一番近い
「ユナイテッド豊洲」が試写会の会場となった」と説明が入る。
そんな前フリと、カメラマンやお客への注意事項をした後で、
「では、本日のゲストをご紹介します!」と司会。
(きゃあ!と盛り上がるファン。智也は2番目だからしばし待てぃ^^;)
まずはマイケル・アリアス監督が登場・・・ん?あれ?あああっ!
さっきまで、ヤニ部屋で一緒に一服していた、やたら日本語のうまいガイジンさんが
まさか監督だったとは!
あまりに日本語が上手なのでてっきり通訳の人かと思ってたよ。
いやー、本当にすみません。伏してお詫びを。
その後、主演・長瀬智也が登場。(はい、ここ叫ぶところです)
黒髪をちょっと横になでつけて固めて、ソリの部分をうまく隠した
ヘアスタイル。(名古屋で観たときには結構上までソリ入ってたけど
そんな感じもさせず。)非常に大人っぽい。
グレー地に黒の細かい線が麻織物のように入っているスーツ。
そして白シャツ姿。
ネクタイしないタイプのシャツなので胸元がほわほわ。
もみあげはあるものの、髭スッキリで男前度さらにUPです。
そして福田麻由子ちゃんも登場し、舞台挨拶開始。
最初は登壇された皆様からご挨拶、とふられて監督から順にコメント。
「初めまして、監督を務めましたマイケル・アリアスです」と
達者な日本語で話しはじめる監督なんだが、それなりに緊張している。
すると、横からボソッと監督に向かって、
智也「監督、緊張してる?ゲロ吐かないでね」と軽いジョークを。
そのとたん、ぶわっと笑いに包まれる場内。いいよねこのほぐしかた。
この作品に携わってどうだったか?と聞かれると、
監督「先に原作を観たが、あまりに完成されていた。
なんで自分がこれを作り直すんだと。
で、自分なりの(作品の)入口を探したが、余命が決まっている、
つまり出口(ラスト)がもう決まっている話だから、
余命が・・・というより、一生懸命生きていく二人の話だと思った。
だから、原作を再現するんじゃなくて、普遍的な物語として、
違う環境で新たにひとつの作品として作り上げたいと。」
(隣でうんうん、とうなづきながら聞いている智也)
そして智也の番になると、まずはご挨拶から。
「みなさんこんばんは。長瀬智也です。
今日はこの試写会にお越しくださりありがとうございます」
今日は非常に穏やかなトーンで話し出す智也。
「この作品の元になった「KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR」は
僕の人生にも影響を与えてくれた作品。
そんな映画に参加できたことを嬉しく思ってます。
また麻由ちゃんと、マイク(監督を「マイク」って呼んでいるのね)と
一緒に作り上げた、20代最後の思い出に残る作品なので、
自分にとってこれも代表となる映画になれば嬉しいと思ってます。」
今日は最後まで楽しんでいってください、とマジメにシメ。
そして福田麻由子ちゃんは、さらに緊張しながらも
「今日は寒い中足を運んでくださってありがとうございます」って
おいどこの大人連れてきたんだ!
リーダーならこの一言だけで3回くらい噛んでるぞ!
…って松岡ならツッコムレベルのしっかりした挨拶に感心。
「この作品は自分にとってとっても大切な作品。観に来てくださった
皆さんがこの作品を楽しんでいただけたら嬉しい」などとコメント。
「緊張してます…」とつぶやく姿を、横からすっごいお兄ちゃん風な
やさしい笑顔で見つめる智也。
そんな顔もできるトシになったんだよな・・・しみじみ。
ここでスチールカメラマンに向けて、撮影をいったんやめて、との
指示が入った上で、改めて司会から3名への質疑応答へ。
原作が二人の男性の物語だったのに、なぜ今回は大人の男と少女の
組み合わせにしたのか?という質問に対して
監督「いちばん噛み合わなそうな組み合わせにしたらどうなるんだろうと
思って。28,9くらいの男性と13歳の女の子っていちばん別世界じゃない?
そこで、余命わずか、という共通の問題を抱えることで、
男女や年齢を超えた何か絶対的な絆が描けるんじゃないかって。
麻由子ちゃんも長瀬くんも自分の世界を持っている人だけど、
それが撮影の中で(お互い)近寄っていく感じだった」
本当に監督、普通に日本語しゃべってます。ふへー。
司会「長瀬さんは(アスミック・エース作品では)
『真夜中の弥次さん喜多さん』以来の主演ですよね」と振られると
「はい」とニッコリ。(客席からも笑いが)
「ヘブンズ・ドア」という作品において、自分的に挑戦してみたかったこととか、
自分的に表現したかったということは?」という質問に対して
智也「いつも芝居をやらせてもらうときは、限りなくリアルを追及して
やってきたつもり。この「ヘブンズ・ドア」がそういう積み重ねの
集大成になると思うんですけど、今までにやったことのない役柄でしたし。
(監督のことを)『人間味』を大事にする監督だな、って勝手に分析してたので
自分もその『人間味』を大事にしてみたいと思った。
マイクともいっぱい話をしながら作っていったんだけど、
セリフで伝えられない表情とか声のトーンとか、人間だからこそ
にじみ出てくるものとかを探し出すのがものすごく難しかった。
言葉とかセリフとかはすごく簡単なものなのに、
それを自分の心の中で変換させて、空気(雰囲気)として出したり、
セリフに出したり。なんか究極の表現みたいなものを
マイクから教わった気がする。
今はまだ気がつかないけど、この『勝人』という役をやったことで、
自分が何かレベルアップしたんじゃないか、という確信は持っている。」
智也の言葉の一つ一つに、役者として、また人間としての「成長」を
感じられるのがひしひしと伝わる。
TOKIOの中じゃ、いちばんの末っ子なのに、いつしか誰よりも
大人になっている智也。なんだか涙がでそうです@もはや母心?
麻由子ちゃんにも質問が振られると、これまた中学生とは
思えない大人びた言葉が次々と。
「自分が演じた『春海』という子が死と隣り合わせだったり、
病院から一歩も出たことがない、っていう状態を、
頭で理解しようとしてしまうと、表面的な芝居しかできなくなるので
それは絶対避けたいと思った。
春海としてその場で感じたものを演じるように気をつけてやっていた。
まだ芝居とか全然できないけど、長瀬さんが私を『春海』として見てくださって、
しっかり向き合ってくださってたのがすごく嬉しかった。」
緊張しながら一生懸命話す麻由子ちゃんを、
あったかいまなざしで見つめる智也がそこに。
「撮影の間に(智也が)いろいろ話しかけてくれた?」との問いに
(ここからはWSでもよく流れてたね)
麻「撮影のときはちょうど定期テストの時期で、勉強してたんですけど、
監督のところに英語の教科書を持って行って英語を教えてもらったり、
長瀬さんからも英単語の問題をよく出してもらって…」
(はいっ?今何と?あの智也が英語の問題を!?
誰しもが感じたためか、場内の空気がざわっと動く。)
その空気を感じた智也がニヤリと横から口をはさむ。
智也「(勉強の)邪魔をしてたということで…」
司「長瀬さん、英語はお得意なんですか?」
智也「いいえ、全然得意じゃないです!」(場内から笑いが)
智也「たまにこう、(問題の)答えを(指で)かくして、
「ここなんて書いてある?」とか…反省してます(笑)。
中学2年生(だったっけ?と麻由子ちゃんに確認しつつ)の
英語の問題なんですが、さっぱりわかりませんでした(笑)」
それでこそ智也。ああよかった。
「この作品にちなんで、もし自分が「余命あと3日だよ」って言われたら
何をしたいですか?」という質問が。(うんうんと考えている智也)
「まずは長瀬さんから」といきなり振られて「え?僕からですか?」と
ややうろたえる智也。
智也「えーっと、とりあえず、友達と渋谷の109で買い物をしたい。
で、そのまま実家に帰って『ただいま』の『まー!』で
(両手挙げた格好で)倒れたいですね。
(109は)行ったことがないので(雰囲気を)味わってみたい」
司「長瀬智也として?変装もせず?」
「はい(^^)」
(109に行ったことがないってのは本当かどうかアヤシイところですが^^;)
「その場で(智也に)会ってみたいですよねー」と司会が客席のファンに
同意を求めつつ、次は麻由子ちゃん。
「友達の家でゴロゴロしたい。いつもベッドの上でゴロゴロしてる」と
かわいい回答が。
共演が智也でよかったね。他メンバーだとそこから果てしなく
エロトークが始まるに違いない…(^^;
で、同じ質問が監督にふられると…
「その前に、ちょっと長瀬さんに聞きたいことが」と監督。
監督「この前長瀬くんと同じテーマで話をしてたときには、
『スクランブル交差点を全裸で走り抜けたい』って言ってたじゃない?」
場内大盛り上がり。
智也も笑いながら監督を制しつつ
智也「ちょっとー今ここで言える雰囲気じゃないでしょー!
※客席にはお偉方がいっぱいです。忘れてましたが。
監督が「スクランブル交差点を全裸で走り抜けて、
そのまま109で買い物…」とかまだ引きずってるので
智也「明日の(記事の)見出しが『長瀬、全裸で渋谷を走る!?』に
なっちゃうじゃない!」
予想通りの展開になりましたな(笑)<翌日のWSとスポ新
改めて監督の答えを求めると
「月に行きたい。月に降りてそこが最後ってのもいいんじゃないかな」と。
すると横から挙手しつつ「じゃ、俺も月に行きたい!」と再び智也。
監督「…3日間で、月にいけるものなのかな?」
(結構天然ちゃんですか?マイクってば。)
客席眺めながらなにか答えを求める風の監督に、
「それここで聞いてもどうにもならないかと…」と智也がツッコミ。
そんな監督に「夢あふれるコメント、ありがとうございました」と
司会がナイスシメ。
ここでスペシャルゲスト、として原作のプロデューサー、
トム・スティッグラーさんが登場。智也とさほど変わらぬ大男。
彼は一足先に「ヘブンズ・ドア」を観たそうだが、彼の息子が
一緒に観ていて、あるシーンでは涙が止まらなかった、
お父さん、この作品はすごいいいよと言ってくれた。
マイケル監督、いい作品を作ってくれてありがとうございます、と
通訳さん(本物。マイケル・アリアスじゃないぞ)を通して挨拶。
最後に「うちの息子が福田さんの大ファンです」といいオチをつけたので
横で麻由子ちゃんが恥ずかしそうに照れてました。
プロデューサーのコメントを受けて智也にもコメントが求められると
智也「プロデューサーって聞いていたので、てっきり肩から
サマーセーターを羽織っている人が出てくるかと思ってたら
意外と普通の人でした(笑)」と軽くボケ。
その後はマジメモードに戻って、
「実はこの役をやらせてもらうまでは原作の映画を観たことがなかった。
でも、今回初めて観たら、今ではNo.1の作品になった。
この(試写会の)前に、(プロデューサーと)対談する機会があったんだが、
きっと(作った人が)素晴らしい人じゃないと、こんな素晴らしい作品は
作れないと思う。一緒にお話しができて本当によかった」とコメント。
そろそろ最後のメッセージを、というところだが、実は…と司会。
「先週の金曜日、長瀬さんが30歳の誕生日を迎えました。
おめでとうございまーす!」のフリに
場内のファンから待ってましたとばかりに「おめでとー!」の歓声と拍手が。
ファンの方々からおめでとうって言われたお気持ちは?と聴かれると、
「おかげさまで30歳になれました。この『ヘブンズ・ドア』も20代最後の
作品になり、とうとううちのグループから20代が消えまして(笑)
30歳なのでこれからはこういう服(今日のスーツを見せながら)も着たいなと。
でも、こんな子供心も忘れずに…」
そう言いながらジャケットのボタンをはずすので
何をする?イキナリ脱ぐの?三十路バディ見せちゃう?と思ったら、
中にはドハデな赤と黄色のサスペンダーがチラリ(大爆笑)
場内の笑いをとったあとで、
智也「『ありがとう』って簡単な言葉で終わらせるつもりはないので、
これからは男としてお返ししていきたい」と嬉しくなる発言もあり。
司会から「人生の最高のエンディングに向かってどんな男になりたいか?」と
聞かれると、しばらく「何だろう・・うーん」と考えたあと、
「30ともなると、そろそろ加齢臭ってのも…(笑)
でもそんな加齢臭をフェロモンという武器に変えて、
一人の男として、
またこういうステージに上がる人間として、
自分が描いている男になれればいいなと。
みんなを(こういう一人の仕事でも)TOKIOでも楽しませていけたら、
それが最高のエンディングなんじゃないかなと思います」
この言葉に思わず眼頭が熱くなった人がここに(^^;
では、と、舞台挨拶もそろそろシメ、という時間になり、
最後のメッセージを、と求められる智也。
するとさっきからなんとなく気になっていたらしく、
監督とチラチラと背後(というより頭上?)の自分の巨大写真を見上げ
「でかいっすねー。麻由ちゃんのアップには耐えれるけど、俺のアップに
耐えられますかねー(笑)」
いや、まったく問題ないっす!(心の声)
智也「スタッフと、監督と、麻由ちゃんとで作り上げてきた、
勝人と春海と同じようにいろんなところを旅しながら撮影した作品。
伝えたいことはいっぱいあるんだけど、監督がさっき言ったように、
スクリーンの中で勝人と春海として一生懸命に生きたことを観てもらって、
なんでもいいので皆さんの中に何かが残ってくれたらと思う。
この作品をやる前は『死は怖いとかツライ』ってイメージしかなかったけど、
セリフにもあったけど、『天国のドアが開いているだけだよ』という言葉で
なんかポジティブに考えることができた。是非皆さんにもポジティブに
楽しんでいただきたい」
麻由子ちゃんもコメントした(忘れたすまん)後、
監督は「この二人とスタッフと過ごした時間は、本当に大変だったけど、
毎日心休まる気持ちのいい時間だった。感謝してます」とコメントし、
質疑応答部分は終了。
その後、ステージに上がったまま、マスコミ向けのフォトセッション。
最初はマジメにカッコよく顔を作っていたが、
あるカメラマンがツッコミをかけると、ドッヒャーとおふざけの表情を
見せたり、ムービーカメラに向かって指さしたり手を振ったりと、
いつもの智也顔。
時間が押しているので、「そろそろ撮影終了です。カメラおろしてください」と
司会が声かけているのに、2列目センターでスチールを構えていた
おっさんカメラマンがいつまでもカメラを抱えたまま撮影しっぱなし。
最初はカメラマン全体に向かって「カメラ終わりです」と言ってた司会だったが
とうとう我慢できず、でもやさしい声で
「真ん中で撮ってらっしゃるおじさま♪カメラをおろしてくださいね」と振ると、
智也含めて全員爆笑。
最後は、ファン含めて客にまんべんなく笑顔とお手振りしながら
ステージをあとにした智也でした。
なお、その後の試写会、つまり「ヘブンズ・ドア」の具体的な感想は
ネタバレになるので書きませんが、
試写会が終わって、夜の豊洲を歩いているときは、
なんともさわやかな気分だった。
まるで呼吸をするように、肩の力を抜いた状態で自然に
「自分の最高のエンディングってどんなんだろう」って思ってた自分がいた。
少しも重苦しい気分にもならず、むしろマッサージやエステにでも
いった後のような爽快感があって。
でも何か、大事な何かがじわじわと押し寄せてくる、
それが何かを確認したくて、もう一度観に行きたくなる…
そんな作品でした。
いい作品に出演してくれて、ファンとしてこれほど嬉しいことはない、と
智也に伝えたい夜でした。
以上、舞台挨拶つき試写会レポでした。
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